通年、何気に気になる毛穴の悩み。
気になっているけど、あなたが使っているスキンケアは毛穴ケアに適したものですか?
何も考えずに、とりあえず肌に良さそうだからというスキンケアを使っている方は、毛穴ケアに適しているものではないかもしれません。
毛穴ケアにおすすめのスキンケア化粧品とは一体どんなものがあるのか。
今回はおすすめを8つ厳選しました!
自分の毛穴のタイプに適したものや、自分の毛穴のタイプを調べる方法なども紹介していますので、毛穴の悩みがある方にはとても参考になると思います。
毛穴ケアにおすすめの化粧水
毛穴ケアに必要な化粧水には、抗酸化力の高い化粧品を使うか、ハリ感をアップさせるエイジングケアができるものか、油分が少なく保湿ケアのできるもの、または本物の美白化粧品を選ぶ必要があります。
その条件に満たしているおすすめのものをまずご紹介したいと思います。
※美白:メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ
QuSomeローション
独自の浸透テクノロジー『QuSome』で様々な肌トラブルにアプローチする化粧品 30代後半〜40代に人気があります。KOSE 米肌
ライスパワーとセラミドの力で肌の潤い感を高めるスキンケアです。ライスパワーNo.11で自ら潤いを作り出す肌に導きます。DECENCIA サエル
敏感肌のためにスキンケアを開発しているDECENCIA化粧品。 20代〜50代まで幅広い年代に人気があります。 エイジングケアもしたいけど、美白ケアも重視したい!という方向けです。
シーバムコントロールVCローションⅡ
次世代のビタミンC誘導体と言われる成分が配合。毛穴の開きが気になる方にはもちろんおすすめですが、そのほかにも大人ニキビのケアにもおすすめ。シミ・たるみ・くすみなどのエイジングサインへのケアも同時ケアできる優れものです。毛穴ケアにおすすめのものをご紹介しましたが、たるみ毛穴や開き毛穴に関して悩みを持っている方にはよりおすすめの化粧品があります。
たるみ毛穴・黒ずみ(詰まり)毛穴にはこちら
たるみ毛穴や黒ずみ毛穴(詰まり毛穴)に悩んでいるなら、次の2点がよりおすすめです。
DECENCIA アヤナス
敏感肌のためにスキンケアを開発しているDECENCIA化粧品。 20代〜50代まで幅広い年代に人気があります。 刺激が気になる方や初めてのエイジングケアに取り組む方向けです。
開き毛穴にはこちら
開き毛穴に悩んでいる場合は、油分が少なく保湿ケアが十分にできるものを選ぶために、こちらがよりおすすめです。
エトヴォス モイスチャライジングローション
ヒト型セラミドで肌の内側の水分蒸発を防ぎ、うるおい感のある肌に。医学博士でもある『肌の専門家』が開発した『無添加』スキンケア化粧品です。
低刺激で、保湿をしっかりとしたい方におすすめ。
毛穴ケア専用美容液で集中ケア!
ソワン
毛穴ケアにおすすめの化粧水8選まとめ
最後に、毛穴ケアにおすすめの化粧水8選をまとめておきます。
QuSomeローション |
KOSE 米肌 | DECENCIA サエル |
シーバムコントロールVCローションⅡ | DECENCIA アヤナス | アスタリフト モイストローション |
エトヴォス モイスチャライジングローション |
化粧水の力をより引き出すための使い方
紹介した化粧水の力をより引き出すためにも、化粧水の使い方をマスターしていきましょう。
付け方のポイント
付け方のポイントを説明するためには化粧水の知識について1つ知っておいて欲しいことがあります。
化粧水の知識として知っておいてほしいことは、肌の表面の薄い角層に吸収される水分の量には限界があるということ。
そのため、肌をパンパン叩いて浸透させようとしたり、必要以上に重ね付けしても意味がないことを知っておきましょう。
手のひらで優しくおさえるようにしてなじませる「ハンドプレス」が正解。
重ね付けする場合は、乾燥が気になる部分にのみ、化粧水を少しとり重ねづけしましょう。
化粧水をつけるときは、肌を優しくおさえてなじませる「ハンドプレス」をしましょう
では次に、具体的な化粧水の使い方をご紹介していきます。
1.使用量
化粧水をつけるときの使用量はおおよそ100円玉大〜500円玉大程度の適量です。
各メーカーによって推奨している量が異なるので、量が指定されていたら推奨量に従いましょう。
化粧水の量は、少なくすると肌全体になじませることができずに、保湿ケアが十分にできませんので、必ず適量を使用しましょう。
2.つけ方
では次に化粧水の付け方です。
- 洗顔後、なるべく早く化粧水をつけハンドプレスをしてなじませる
- 乳液・クリームをつける
化粧水のつけ方というとなんだか難しそうに思うかもしれませんが、難しいことは特にありません。
化粧水だけに関していえば、使用量を適量使うこと。
ただし、ポイントになってくるのが《乳液・クリーム》
化粧水を使うときは、『化粧水+乳液・クリーム』が1セットと考えて使用してください。
水分を肌に与えたら、油分でフタをして保湿ケアをしっかりとおこないましょう。
入浴後は乾燥するので注意が必要!
ここで、化粧水をつけるときのワンポイントアドバイス。
入浴後の肌は実は入浴前に比べると「過乾燥」の状態なんです!
入浴後の肌は温度も高く、湿度が一気に下がるため、肌が乾燥し始めます。
入浴後20〜30分で入浴前より肌が乾いた状態になりますので、入浴後の化粧水は早めにつけましょう!
毛穴ケアに必要な化粧水の選び方
毛穴ケアにおすすめな化粧水を8つほど紹介させていただきましたが、紹介したもの以外で今使っているものが毛穴ケアに適しているかも把握できるように、毛穴ケアに必要な化粧水の選び方を紹介したいと思います。
紹介したものを使ってみるというチャレンジもいいですが、お店に行って買うときに迷わなくてよくなりますので、毛穴ケアに必要なものを選べるようになりたい方は参考になると思います。
開き毛穴の場合
油分が少なめで保湿ケアのできる化粧水を選ぶ
開き毛穴の方は、余分な皮脂を取り除くことを心がけるようにケアをするんですが、保湿ケアを忘れないようにしましょう。
化粧水以外でのケアとしては、ビタミンC誘導体を配合した化粧品を使用したり、皮脂分泌過剰につながる糖質の摂りすぎやストレスに注意するなどの生活面でのケアも大事にしていきます。
たるみ毛穴の場合
抗酸化力の高い化粧水を選ぶ
抗酸化力の高い化粧水は『ビタミンC誘導体』が配合されたものを使用してケアしましょう。
成分表示に以下のものが書いてある化粧品を使うのがおすすめです。
- リン酸アスコルビン
- パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na
ビタミンC誘導体のケアは詰まり毛穴のケアとしても有用と考えられているので、詰まり毛穴の方も、ビタミンC誘導体が配合された化粧品を使用したケアはおすすめです。
化粧水以外のケアとしては、ピーリングやレチノール入りの美容液でケアをしていきます。
黒ずみ(詰まり毛穴)毛穴の場合
抗酸化力の高い化粧水を選ぶ
黒ずみ毛穴の化粧水の選び方は、たるみ毛穴の化粧水の選び方と同じです。
ですが化粧水以外でのケアはたるみ毛穴のケアと同じではありません。
黒ずみや詰まり毛穴(詰まり毛穴)の場合には、酵素での洗顔やクレイパック、スクラブなどを活用してお手入れをします。
乾燥毛穴
保湿ケアのできる化粧水を選ぶ
とにかくまずは保湿ケアを!
化粧水以外でのケアとしては、皮脂を取りすぎないように洗顔を固形石鹸に変更したり、セラミドなどの保湿成分が配合された美容液などでケアをします。
毛穴のタイプを見分ける
正直、自分がどの毛穴のタイプはわからないという方は、まずは毛穴のタイプを見分けることから始めましょう。
自分はどの毛穴?
自分はどのタイプの毛穴なのか、チェックシートを活用してみましょう。
チェックがついたものがあれば、それがあなたの毛穴タイプです。
タイプ別でも当てはまる項目があれば、より多いもののケアから始めましょう。
また、Tゾーンに毛穴が目立つ場合は『詰まり毛穴』である可能性が高いです。
それぞれの毛穴の原因
それぞれの毛穴はなぜできるのでしょう。
ふと気づいたら目立つ毛穴があって、慌ててケアをし始めた方も、なぜその毛穴を作ってしまったのかという原因を知っておくことでそれ以上ひどくしないための対策と予防ができると思いますので、自分の毛穴のタイプだけでも原因をチェックしてみましょう。
開き毛穴
開き毛穴の原因は皮脂分泌量が多いため、毛穴が大きく開く。
開き毛穴は、皮脂が過剰に分泌されることで角化異常がおこり、毛穴が目立つようになります。
皮脂過剰によって毛穴が開いた状態になったのが《開き毛穴》です。
たるみ毛穴
たるみ毛穴の原因は加齢により肌がたるむため。
たるみ毛穴はハリや弾力の低下、で毛穴周りの皮膚も毛穴に落ち込むことで毛穴が開いて見えることもあります。
初期老化の表れなので、頬のあたりに涙状の毛穴を見つけてしまった方は、エイジングケアを始める時期です。
黒ずみ毛穴(詰まり毛穴)
黒ずみ毛穴の原因は毛穴の皮脂が酸化して黒ずむため。
詰まり毛穴の原因は皮脂や老化角質、汚れなどが混ざり白い塊(角栓)ができ詰まるため。
この白い塊が酸化すると黒い塊になります。
詰まり毛穴は角質肥厚により毛穴が詰まった状態です。
毛穴が開きさらに詰まることで詰まり毛穴になります。
皮脂や汚れなどの角質が酸化すると黒ずみ毛穴に変化します。
乾燥毛穴
乾燥毛穴の原因は乾燥により肌がしぼみ、毛穴の影が黒く見えるため。
間違ったスキンケアを続けている場合、10代や20代の肌でも毛穴は目立ってきます。
乾燥毛穴の場合は保湿ケアをしっかりとおこないましょう。
乾燥はキメが乱れたり肌の表面がシワっぽく見えるなど、他にもどんどん気になることふが出てきてしまいますので、要注意です。
化粧水以外ので毛穴対策
化粧水の選び方でも少し紹介しましたが、改めて毛穴のタイプ別に化粧水以外でのケア方法を紹介して起きたいと思います。
自分の毛穴のタイプが発見できた方は、毛穴ケアにあった化粧水を使用するとともに、化粧水以外のケアもしっかりとしていき、毛穴が目立たない毛穴レスな肌を目指していきましょう。
開き毛穴の場合
開き毛穴の化粧水以外のケアポイント
- 洗顔を見直す
- ピーリング
- あぶらとり紙
皮脂による開き毛穴は、毎日のケアがとても大事です!
まず皮脂をきちんと落とす石鹸や酵素入りの洗顔料で朝晩しっかり洗いましょう。
そして、次にピーリングのケア。
角質を除去するためにAHA配合の洗顔料や美容液などでケアをしましょう。
洗顔料を取り入れる場合は、毎日使用するのではなく、週1回朝か夜の洗顔で使用して角質除去をします。
最後にあぶらとり紙でのケア!
あぶらとり紙は過剰な皮脂だけを取り除いてくれるので化粧崩れも防いでくれます。
ただし、乾燥が原因でテカっている場合は皮脂を取りすぎてしまう可能性もありますので、もし取りすぎてしまいそうな方はティッシュで代用して余分な皮脂を取り除きましょう。
※よく男性用が使用しているあぶらとり紙を見ると、紙ではなくフィルムタイプのものを目にしますが、フィルムタイプは皮脂の吸着が強いので女性の場合は皮脂を取りすぎてしまう可能性があるため、フィルムタイプのものは要注意です。
紙タイプのものを使用しましょう。
たるみ毛穴の場合
たるみ毛穴の化粧水以外のケアポイント
- ピーリング
- レチノール入りの美容液
- ビタミンCを摂る
黒ずみケアと同様にピーリング化粧品を使用しましょう。
たるみ毛穴は老化の初期症状なので、ターンオーバーを正常に戻すためにピーリングは必須!
『日曜の朝はピーリングをしよう』などと、自分で曜日を決めて週1で始めると忘れなくなりますよ♪
ただし、生理前や整理中などの場合は、肌への刺激が強いこともありますから、そいうい時期はお休みしましょう。
30代以降の方は、定期的にクリニックでピーリングをしてもらうのもおすすめです。
レチノールはターンオーバーをサポートする美容成分です。
30代からは美容液でのケアはマストなので、たるみ毛穴が気になる方はレチノール入りの美容液を取り入れてみてください。
抗酸化力の高いビタミンCを豊富に含む食材を積極的に食べて体の中からもケアしていきましょう。
食材では難しい場合はサプリメントを日頃から習慣にすると良いです。
黒ずみ毛穴(詰まり毛穴)の場合
黒ずみ毛穴(詰まり毛穴)の化粧水以外のケアポイント
- 洗顔を見直す
- 酵素入りの洗顔やクレイパック
- ピーリング
- ビタミンB2、B6、Cを摂る
酵素洗顔やクレイ洗顔など、毛穴汚れや皮脂をしっかりと落としてくれる洗顔を取り入れましょう。
角質を除去してくれるピーリング化粧品を取り入れましょう。
ゴシゴシ摩擦で落とすものより、ジェルタイプなどで優しく落とすタイプのものがおすすめです。
脂質の代謝を上げてくれるビタミンB2、B6を含む、豚肉や緑黄色野菜などを積極的に取り、体の中からもケアしていきましょう。
黒ずみケアは、化粧品でもビタミンC誘導体のものをおすすしましたが、食べ物でもビタミンCを積極的に摂りたいものです。
乾燥毛穴の場合
乾燥毛穴の化粧水以外のケアポイント
- 洗顔を見直す
- 間違ったスキンケアをしてないか確認
- 正しい保湿ケア
乾燥毛穴の方の場合、大事なのがまず洗顔。
皮脂を取りすぎない洗顔料を使いましょう。
キュキュっと洗い上がる洗顔料や、洗顔した後につっぱるような洗顔を使っている方は、しっとり洗い上がるものに変更しましょう。
乾燥毛穴の方は、実は気づいていない方も多いんです。
肌が日頃テカっていたり、べたつくのが嫌だったりして保湿ケアをしていない方が実は乾燥毛穴だったりします。
実は間違ったスキンケアをしてしまっていたことで毛穴が目立っていた場合、正しい保湿ケアをすることで簡単に毛穴が目立たなくなることもありますので、実は乾燥していないか見直してみましょう。
正しい保湿ケアとは一体なんだと思いますか?
そんなに難しいことではありませんよ。
化粧水を肌になじませ水分を与えたら乳液やクリームでフタをすること。
これが正しい保湿ケアです。
乳液やクリームまでセットでやっていなかったという方、今日から始めましょう!
保湿成分のセラミドやヒアルロン酸入りの化粧水や美容液などを使うことで、さらに保湿ケアを強化するとよりGoodです。
もっと毛穴ケアが知りたい方は
毛穴ケアに必要なことをまとめた記事がありますのでこちらも参考にしてみてください。
意外と知らない「収れん化粧水」の注意点
化粧崩れが気になる時は、化粧水や乳液の後に、皮脂や汗を抑える作用を持つ『収れん化粧水』を使う方もいると思います。
しかし、収れん化粧水は一時的な皮脂分泌を抑えるもので、肌質の改善にはならないということを念頭に置いておきましょう。
毛穴を引き締めたいからといって使用するのも、実はあまり意味がありません。
メイクで使用する際には収れん化粧水を活用していきますが、スキンケアで毎日使うものではないことを覚えておきましょう。
刺激が強い
なぜ収れん化粧水は毎日使うものでないか。
肌質改善や毛穴の引き締め効果は期待できないと紹介しましたが、もう一つ理由があります。
それは、収れん化粧水には「エタノール」や「PG」が配合されているものが多く、肌への負担が大きいんです。
そのため、メイクで使用する際もテカリがひどいところのみ、収れん化粧水をコットンで浸し、パックして使用します。
顔全体になじませるものではありません。
ただし例外としては、顔ラブで紹介している毛穴ケア専用美容液「ソワン」の場合は、低刺激の収れん作用のある成分が配合されているため、毎日使用しても大丈夫なよう開発されています。
ソワンのような毛穴専用に開発されているようなものであれば『収れん』という言葉が商品に載っていても使用してOKですが、通常の収れん化粧水の使い方には要注意なことを覚えておきましょう。
毛穴をこれ以上ひどくしないために、やってはいけないNG5つ
毛穴を今以上にひどく目立たなくするためにも、気をつけておきたいNG行動が5つあります。
日頃からやってしまっているものがないかチェックしてみましょう。
5つのNG
- 指でおし出す
- 毛穴パック
- 刺激の強いクレンジング
- 洗浄力の強い洗顔
- 洗顔ブラシ
5つの中に日頃、無意識にでもやっていたことはありませんでしたか?
5つのNGは全て過剰なケアになり、特に黒ずみを悪化させてしまいかねません。
毛穴パックは、過剰にやりすぎると良くありませんので、やるとしても月に1度を目安にしましょう。
クレンジングや洗顔については、より詳しくまとめた記事がありますのでそちらをご覧ください。
毛穴をこれ以上目立たなくするために、洗顔ブラシは、洗顔用に作られたものを必ず使用してください。
ただし、これも過剰に使いすぎると適度な皮脂までも洗い流してしまったりするケースもありますので、何事もやりすぎは禁物です。
毛穴ケアはゆっくりじっくりケアしていきましょう。この心がけが毛穴ケアには必要です。
なぜならそれがいちばんの近道だから。
まとめ
毛穴の黒ずみや、顔のテカリなど、毛穴の悩みは何気に地味に気になることが多いですよね。
おすすめの化粧水や、化粧水以外でのケア方法も試してみて毛穴のケアをしっかりして、次こそ毛穴レスな肌を目指していきましょう!
どうしても毛穴の改善や、変化などの実感には時間がかかります。
毛穴ケアはじっくり大切に行うことが大事ですので、このことも忘れずあきらめないでケアを続けていきましょうね!