皆さんは毛穴のケア、どうしていますか?
黒い角栓に悩んでいる方、「酵素洗顔」はそんな黒い毛穴のケアには有用とされていますよ。
実は地味に人気の「酵素洗顔」の魅力を今回は紹介していきたいと思います。
酵素洗顔とは
そもそも「酵素洗顔」とはなんなのか。
簡単にいうと、「酵素洗顔」とは酵素の力で汚れを落とすタイプの洗顔です。
パウダー状のものが多く、植物性の酵素は肌に優しいので毎日使用できます。
毛穴が黒ずむ理由と酵素洗顔を取り入れる理由
酵素は、角質タンパク質を分解し、角栓を予防し、同時に肌をやわらかくする効果も期待できます。
なぜ、角質タンパク質を分解するといいのかといえば、それは黒ずみの毛穴に関係してきます。
毛穴の黒い角質の正体は「角栓」
皮脂とタンパク質が混じり合ったもので作られているので、この角栓を取り除くためには「酵素洗顔」がいいとされています。
毛穴ケアに効果的?「酵素洗顔」で肌がキレイになる仕組み
毛穴ケアに酵素洗顔がいい理由は、前の段落で紹介した通り、毛穴の黒い角栓を落とすには酵素が有用なためです。
毛穴の黒ずみの原因と落ちない角質の正体
黒い角栓は「皮脂+角質(タンパク質)」でできています。
皮脂は、日頃の洗顔で落とせても、角質のタンパク質の方が落ちなければ角栓が残りやすくなるんです。
そう、このタンパク質が落ちない角質の原因を作っているんです。
毛穴のケアで洗顔も確かに重要ですが、その黒ずんだ角栓をどうにかしたいのであれば、黒ずみ対策として酵素洗顔は必須アイテムといってもいでしょう。
また、植物性の酵素であれば毎日使えるので今までの洗顔を酵素洗顔に変えて使用することも可能ですが、週1回のスペシャルケア用にスキンケアに取り入れてもGood!
黒ずんだ毛穴、どうにかしたい!と思う方は、まず酵素洗顔です。
効果的に「酵素洗顔」を使用するために
効果的に「酵素洗顔」を使用するために、押さえておきたい3つのポイントがあります。
酵素洗顔を使用するときに、おさえておきたい3つのポイント
- ぬるま湯でしっかりと泡だてて使用する
- 使用タイミングは「夜」の方がおすすめ
- 始めは週1回から始める
酵素洗顔を効果的に使いたい方は、この3つのポイントに気をつけて使用してみてください。
まずは使い方。
酵素洗顔はパウダー状のものがほとんどです。
パウダーを手に取り、ぬるま湯でしっかりと泡だて、手の指の腹が肌に触れないよう酵素洗顔で作った泡を肌にのせ、その後しっかりと洗い流して使用します。
泡を洗い流すときも、ゴシゴシ肌をこすらずに優しく洗い流すのがポイントです。
また、酵素洗顔の使用タイミングは「夜」の方がおすすめのようです。
朝行わない方がいいというわけではありません。
朝も夜も使用してもOKです。
ただ、寝る前に使用するのがおすすめなのは、朝に使用すると紫外線や外部刺激に晒される心配がりますので、酵素洗顔で角質をとることでバリア機能が弱くなっている肌には刺激が強く、酵素洗顔が逆効果になる場合も。
朝、顔がべたついてざらつきが目立っていて酵素洗顔したい方は、紫外線などの外部刺激からお肌を守れるように、しっかりとスキンケアをしましょう。
最後のポイントの週1回から始めるというのは、酵素洗顔をこれから始めてみようと思っている、酵素ビギナーの方に向けてのポイントです。
酵素洗顔の魅力を知って、酵素洗顔にはまってしまうのもわかります。
ただ、やりすぎてしまうと酵素洗顔は洗浄力が高いので、適度に必要な皮脂もとってしまい、毛穴が乾燥していると肌が判断してしまうと、皮脂を過剰に分泌し毛穴のケアをしているはずなのに、逆効果になりかねません。
肌が弱い方は週1回〜2回の使用が目安ですが、ビギナーさんも始めは週1回を目安に使用し、様子を見て週2〜3回の使用へと使用頻度を増やしてみてください。
毎日使用できるタイプの酵素洗顔もありますが、肌の様子を見ながら使用してくださいね。
酵素洗顔とピーリングの違い
酵素洗顔を調べていくと、ある疑問が浮かびました。
「酵素洗顔とピーリングってどう違うの?」と。
ピーリングも酵素洗顔もどちらも角質ケアであることに変わりありません。
では、どう違うのか‥
ピーリングは、ターンオーバーをサポートするために行うケア。
この違いです。
酵素洗顔でもアミノ酸分解酵素が配合されているものはピーリングの目的で使用されることもあります。
アミノ酸分解酵素が配合されているものは、植物性の酵素とは違うので毎日使用するのはおすすめできません。毎日使い続けると乾燥を助長する可能性があるからです。
それを踏まえて考えてみると、ピーリングは週1〜2回の使用を目安にケアを取り入れます。
これも一緒で肌への負担がかかるために、ピーリングは毎日はしません。
基本は、黒い角栓のケアかターンオーバーのサポートケアかの違いですが、細かい違いもありますね。
酵素洗顔を使用するときの注意点
酵素洗顔を使用する際は、次の注意点を確認しておきましょう
- こすらないように洗う
- 肌の弱い方が使用するときは週に1〜2回を目安にする
- 酵素のパウダーに湿気が入らないようにする
酵素洗顔を使用する際は、こすって洗うのはNGです。
酵素洗顔は洗浄力があるので、こすらないように気をつけましょう。
また、肌が弱い人は洗浄力のある酵素洗顔を毎日やってしまうと、肌への刺激が強すぎて肌にダメージを与え、肌トラブルを招きかねませんので、週に1〜2回の使用を目安に酵素洗顔を使ってください。
もしくは、毛穴の掃除用に酵素洗顔を使用することを考えると、全体を通常使用している洗顔で洗った後に、角栓ができやすいTゾーンだけを酵素洗顔で洗うという方法もあります。
最後の注意点「湿気」
酵素洗顔はほとんどがパウダー状。
使用する前に水にふれると活性が下がるので湿気が入らないように注意が必要です。
1回分ごとにパッケージされている酵素洗顔だと湿気の心配をする必要がないので、そういったタイプのものを選ぶといいでしょう。
酵素の種類と酵素洗顔の選び方
酵素洗顔に含まれている酵素の種類を知っておくと、酵素洗顔で迷った時の1つの基準になります。
合成酵素よりも、天然由来の酵素がおすすめです。
主に植物性の酵素洗顔で使用されている酵素は次のようなものがあります。
パパイヤに含まれる酵素で、不要な角質だけを分解し除去するという特徴があります。
この特徴はパパイン酵素のみにみられる特で、肌に優しい酵素として注目されています。
パイナップルに含まれる酵素で、たんぱく質を分解する力がとても強い酵素です。
タンパクを分解するはたらきがあり、古い角質を分解する目的で配合されます。
実は、合成酵素は天然由来の酵素と同じ名称が使われてしまうため、商品成分表示のみで判断するのは難しい場合があります。
そのため、商品を紹介しているブランドサイトのホームページやリーフレットなどの情報を確認して天然由来の酵素かを判断していく必要があります。
乾燥肌・敏感肌でも使える?
酵素洗顔を使用したくても、乾燥肌の方や敏感肌の方は自分は使用できるのか気になりますよね。
肌の弱い方は週に1〜2回の使用目安に使用しましょう。という基準もあるくらいなので、乾燥肌や敏感肌だから必ずしも使用してはいけないということではないと思います。
毎日の使用は難しい可能性はあります。
そのため、1度酵素洗顔を使用してみて、その後5分間何もせずに放置して肌の様子を見ましょう。
もしすぐにつっぱるような感じがあれば、5分も放置せずにすぐにスキンケアでケアをしてください!
このようなタイプの方は週に1度を目安に使用するか、もう少し間隔をあけて使用してみてください。
酵素洗顔で毛穴の黒ずみ対策を行うよりもクレンジングを見直したり、保湿ケアをしっかりする方が良いタイプの方かもしれません。
5分放置してなんともなければ、週に2〜3回や毎日使用しても大丈夫なタイプだと考えていいと思います。
ただし、乾燥肌や敏感肌の方は、肌の状態を毎日しっかりとチェックして使用することを忘れないように気をつけてくださいね!
毛穴スッキリ!きっと実感できる「酵素洗顔」パウダー
なぜ酵素洗顔はほとんどがパウダー状なのか。
石鹸タイプのものも存在するようですが、ほとんど見かけるのはパウダー状のものですよね。
酵素洗顔がパウダーである理由は、酵素は水と混ざり合ったときに最も活性化されるため、パウダー状の方が角質を分解するパワーに期待ができます。
そして、パウダー状にすれば、成分を安定させるために必要な成分を配合しなくてすむため、肌への負担も軽くできるというメリットも。
もし、酵素洗顔の選択肢がパウダー以外にもあって、迷っているという方は迷わずパウダー状のものを選択することをおすすめします。
洗顔後にはビタミンCを
酵素洗顔の後も、通常の洗顔の後も、毛穴ケアでの大事なポイントはビタミンC誘導体配合の化粧品を使用して、ビタミンCを補給しましょう!
ビタミンC誘導体は、保湿、美白ケア、抗酸化、コラーゲンの生成を助ける作用を持っているため、毛穴ケアにはとっても必要な成分です。
毛穴を引き締めるのに冷たい水を使用する方もいますが、冷水よりもビタミンC誘導体配合のスキンケアの方がオススメです。
ビタミンC誘導体は、肌に浸透しにくいという弱点も持っているため、次世代のビタミンC誘導体のAPPS配合のスキンケアも検討してみてもいいと思います。
また、体の中からビタミンCを取ることもオススメです。
黒ずみ毛穴のケアにはB2、B6、ビタミンCを摂取することが有用とされていますので、日頃からこれらのビタミンを食品やサプリで補うとより毛穴ケアができている実感を感じられると思います。
酵素洗顔ではない方がいい時も
酵素洗顔の魅力を知ると、酵素洗顔があればなんでも大丈夫!と思うかもしれませんが、ちょっとストップ!
酵素洗顔は確かに黒ずんだ毛穴ケアには有用です。
おすすめもしていますが、酵素洗顔以外のケア方法を考慮してほしい場合があります。
そんな時はどんな時なのかをまとめました。
こんな時は酵素洗顔以外のケアも考えよう
次にあげるケースの時は、酵素洗顔以外の方法のケアも検討しましょう。
- 毛穴が乾燥してできた黒ずみ
- メラニン
毛穴が乾燥してできた黒ずみ
乾燥してできた黒ずみは、毛穴付近の肌がしぼんだような状態になり、毛穴が開いて見えることで毛穴が目立ちます。
この場合の黒ずみケアは、酵素洗顔で角栓を取り除くというよりは乾燥をなんとかしたいので、保湿ケアをしっかりと行う必要があります。
乾燥毛穴は主に頬のあたりにできやすいので、頬あたりに黒ずんだ毛穴が目立つという方は、おそらく乾燥毛穴です。
そんな方は、酵素洗顔よりエイジングケアが行える保湿成分の高いスキンケアで保湿ケアをしっかりとしていきましょう。
メラニン
メラニンによって作られる毛穴があります。
それは紫外線のダメージによって、メラニン色素が作られ、色素の生成に排泄が追いつかなくなると表皮の奥に残ってシミになることがあり、これが肌の黒ずみにつながります。
ホルモンバランスの乱れや、加齢や睡眠不足などでターンオーバーが乱れると、この黒ずみにつながります。
そのため、ビタミンC誘導体配合の化粧品や美白化粧品などを使用してケアをしていく必要があります。
この場合は、酵素洗顔を使用しながら一緒にケアをしてもOKですが、アミノ酸分解酵素配合のピーリング効果のある酵素洗顔を週に1回取り入れる方がおすすめです。
間違ったスキンケアが原因!?
間違ったスキンケアをしていると毛穴の悩みを解消したいのにどんどん悪化しているような気がする‥という状態になりかねません。
毛穴ケアで気をつけたい間違ったケアが次の4つ
- 鼻の詰まった皮脂を取ろうと指でグイグイ押して洗っている
- クレンジングの時についでに顔のマッサージもしている
- 毛穴のつまりが気になりすぎて、毛穴パックをよくする
- 食べないダイエットで顔痩せに挑戦中!
食べないダイエットは一見関係ないようにも思えますが、体に栄養がないのに肌が綺麗になることはないですよね。
顔痩せしたいからといって食べないダイエットは良くありません。
そのほかのケアも、黒ずみが気になってやってしまいがちなケアなんですが、実は毛穴の黒ずみをどんどん自分で作ってしまうことにつながりますので、思わずやってしまっているものがあれば、意識的にしないように心がけてください。
おすすめの酵素洗顔
最後におすすめの酵素洗顔を紹介します。
プチプラ「酵素洗顔」パウダー
おすすめの酵素洗顔以外で、プチプラの「酵素洗顔」にはどんなものがあるのか。
もちろんおすすめの酵素洗顔の方が、実感している方も多いですし、いろんな角度から見てもおすすめなのですが、プチプラから始めてみたい!という方もいると思いますので、プチプラの中で人気のあるものをご紹介します。
プチプラで人気なのは明色化粧品の酵素パウダー
この商品は天然由来のパパイン酵素を配合しているようですが、プチプラということもあるためか、酵素パウダーが1回分ずつにまとまっていないため、湿気には十分に注意が必要です。
1回の使用が100円玉大のパウダーをぬらした手に取り、少量の水またはぬるま湯を加えて指先でなじませ、両手をこすり合わせるようにして泡立ててください。とありますので、出し過ぎににも気をつけましょう。
毎日使用しない方は、湿気には十分注意をして使用すればプチプラでも期待できる商品かもしれません。
まとめ
酵素洗顔のは黒ずみの角質ケアにとてもおすすめです。
個人的には1回分ずつ小分けにしてあるものが湿気の心配をせずにすむので使いやすいと思います。
気がついたら毛穴の黒ずみできていたりしますよね。
黒ずみ対策に困っている方、酵素洗顔試してみてくださいね。
顔ラブではこれからも、皆さんのお役に立てるような情報を配信していきたいと思っています。
私も勉強しながらの部分や、今回の黒ずみケアに関しては悩みがあるので、酵素洗顔でしっかりケアしていこうと思いました。
皆さんも一緒にスキンケア頑張っていきましょうね!